オフィス移転の際、最も重要となるのは、移転先のスペックです。これについては、大きく分けて「交通の便」と「新オフィスの広さ」に分けられます。このうち、「交通の便」は、従業員の通勤だけでなく、来客や求人の際にも重要になってくるため、駅から近く、分かりやすい場所を選択するに越したことはありません。一方、「新オフィスの広さ」については、バランスが重要になってきます。

新オフィスが狭いというのは論外ですが、会社の規模に対してオフィスが広すぎても意味はありませんし、これによってコストが高くつくというのであれば、それはオフィス移転に失敗しているといっても過言ではありません。そのため、オフィスの移転に対しては、専門の業者に相談するという手段が効率的です。さらに、移転の相談だけでなく、オフィスの選定や不動産業者との交渉の他、引越しや移転後のレイアウトまで引き受けてくれる業者もいるため、移転に関する大部分を任せてしまうこともできます。そうなれば、移転の問題に対する労力を別の面に活かせるというのも、大きなメリットの1つと言えます。

このような業者はインターネットで簡単に確認することができます。これによって事前に情報を集め、できれば口コミなどでも評判を確認すれば、信頼できる業者も探しやすくなります。ただし、信頼できる業者が一切の手続きや作業を代行してくれるといっても、全てを任せきりにしてしまうと、オフィス移転後にトラブルが生じる可能性もあります。そのため、業者とは細かく連絡を取り、常に満足の行くかたちで状況が進展しているかどうかを確認しておきたいものです。