ネキシウムと胃がムカムカする男性

ネキシウムは胃や腸の諸症状を緩和してくれる効果があります。いわゆる胃もたれやムカつき、胸焼けなどの不快感を抑える効果が従来の医薬品より優れていると言われています。

ネキシウムが効く相互関係で、隠れてしまう胃癌の症状

ネキシウムは胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎など消化器官に炎症が発生した場合に、処方される治療薬です。そのためネキシウムは食道の炎症を妨げ食道癌予防としての役目も見逃せません。さらにこの医薬品は胃酸の分泌を強力にブロックして胃酸過多にはとても効くことは知られていますが、ピロリ菌の除菌補助としても用いられる便利な医薬品です。
ピロリ菌は胃の粘膜に感染する悪性の菌で胃酸を中和するアンモニアをつくり出しますが、このアンモニアが胃の粘膜を傷つけてしまいます。ピロリ菌のひきおこす疾患に胃潰瘍、十二指腸潰瘍などもありますが、胃癌とも深い関係があることがわかっています。そのためネキシウムを服用することで胃癌の予防にもなっています。ピロリ菌除去として用いることができるネキシウムは、自己治療においても重宝されています。
しかし、カハール介在細胞の異常を見落とす場合があります。カハール介在細胞は、消化器官に広く分布していて消化器官の運動リズムと調節を守る機能を担っています。消化器官の壁にタンパク質異常などによって粘膜下にある筋肉層であるカハール介在細胞が影響して、腫瘍ができてしまいます。
ネキシウムは逆流性食道炎に効くことはわかっていますが、ネキシウムを服用しているとこうした細胞での胃癌の症状を隠してしまいます。カハール介在細胞に腫瘍がある場合のネキシウムは、悪性の腫瘍に気づくことが遅れる場合があります。
ネキシウムを長期的に服用を続ける場合は、定期的な内視鏡の検査をうける必要があります。また長い服用により肝機能、腎機能にも影響があるため、血液検査をうけて白血球の数値に異常がでていないか確かめることも大切です。